みちかけ 短歌

西奈 りゆ

かげろう

醤油さし 選んできみと 笑ったね あひるのような 平和な日だね


落ち込んだ だからわたしは 帰路を行く きみがあそこで 待っているから


口数が 少なくなった 午後の陽は なんだかとても 心焦がすね


笑顔でも あなたの顔が もう見えない わたしはあなたに 何を言えば


気づかない 気づくふりして 逃げてたね そんなあなたが 今日も嫌いだ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る