番外編 くーちゃんの1日
私はゴブリンクイーン、ダンジョンに生まれてすぐに配下を全部食べてしまって、人間達に異変で気づかれてしまい殺させてしまうのかと思ったら何故がモンスターを連れてきた人間の家に一緒に住むことになっていた。
とんとん拍子で進んでいったから本当はこのまま消されると思ったがそうでもなく、ただこの家にモンスターと人間の親子と住んでるだけだった。
その私は今とても興味を持っているものがある、それは料理である、人間はこんな美味しいものを食べていたとはとても衝撃的すぎて初めて食べたと 時の記憶が曖昧になるくらい美味しかった、だから私はこの料理を作っているクロさんに料理を教えて欲しいとお願いすると
「わかりました、料理を教えましょう、じゃあ初めは料理は何を考えて作っていると思いますか?」
とクロさんは質問してきた。
私は美味しく食べて欲しいかなと答えると
「そうですね、みなさんに美味しく食べてもらう事とあとは、愛情ですよ、愛情が1番のスパイスと言われるくらいですからね」
とニコニコしながら私の頭を撫でていた。
そしてクロさんとの料理の勉強が始まった。
初めは何をやってもダメダメで材料を均等にきれなかったり火力の調整が上手くできなくて焦がしてダークマターを作ってしまったり、塩と砂糖を間違えてやばい味付けになってしまったりと色々とやらかしまくっていたが最近では結構上手くできるようになってきたと思っている。
そんなある日、ゆうと幼女たちと保護者でダンジョンリゾートに旅行に行くことが決まり、私も一緒に行かないかと誘われたけど断った、ゆうの両親達も行くのなら行ったが父親は仕事だから行けないので、母親は父親と一緒にお留守番すると言ってたから私もお留守番するとこにした、
ゆうたちが旅行に行った瞬間母親から
「良いの一緒に行かなくて?そっちの方が楽しいわよ」
と言われたが
私はみんなと一緒がいい、そこには母親と父親も一緒じゃないと嫌だと答えると、とても嬉しそうな目をしながら頭を撫でていた。
そして晩御飯の支度になり私は母親に、今日は私が料理するから座って待っててと言い
無理矢理椅子に座らせた。
そして私は料理に取り掛かる、今日作るのはライスはもう炊いてあり、具材も予め切っておいていた。だからあとは先に具材を炒めて塩胡椒を入れていい色になってきたらケチャップを少し入れて炒める、そしてある程度炒めてからライスを入れる、具材と混ぜある程度混ざるとケチャップを入れてライス全体に絡ませる感じで炒めていき、これでケチャップライスが完成した、次にオムレツを作る、卵を割りボールでかき回して砂糖を少しだけ入れてフライパンで作っていく、初めてした時はもう苦労していたが今は慣れてきたので失敗しないで出来た。
そして完成したオムライスを母親のところまで持っていくととても驚いた顔をしていた。
「これくーちゃんが一人で作ったの?」
と私は最近料理にハマっていて今日はチャンスと思って母親と父親に料理を振る舞ってみたいと思ったからここに残ったの、さあ冷めないうちに早く食べてと私は早く食べてもらいたくてたまらなかった
母親は一口食べるととても美味しそうな顔をしてくれた。私は嬉しくてどうかな?と感想を聞いていた
「とっても美味しいよ、ありがとうねー」
と言われ私はとても嬉しかった
しばらくすると父親が帰ってきて私がオムライスを作ってあげたら、感動して顔が涙だらけになっていて、オムライスを食べるとダムが決壊したかと思うくらいに泣きながら食べてお代わりもしてくれた。
私はとても嬉しく思いながら父親のおかわりを作っていたのだった。
将来は料理のお仕事をするのもありかなと思っていた。
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