第20話 ユニコーンの子供を外に出たい理由

ユニコーンの子供を外に出して欲しいってことであった。僕は「なんで子供を外に出してあげて欲しいのですか?」と聞くと「ダンジョン以外のことを経験させてあげたくて、この子にはいろんなことを学んで欲しい」とのことだった。それと「あと友達も作ってほしくてひとりぼっちにしてあげたくないし友達と遊ぶ楽しさも知って欲しい」と言っていた

僕は「ユニコーンの子供とかいないのですか?」と聞いたら「いないのみんな大人で子供だ誰一人いないの」とのことだった。確かにそれは深刻な問題だとと思った。

 僕は少し考えてみる、そして二人に聞いた「この子を会いに連れて帰って家族にしたい良いかな?」ととしたらリルが凄い勢いで手を上げて「はいー、はいー賛成ーリルももっとお友達欲しいー」とても嬉しそうに尻尾も振っていた、ユキも「私も賛成です、これからも楽しくなりそうですね」とニコニコしながら言ったのだった、ユニコーンの子供は僕たちに近づいてきて、まるでお辞儀をしたように首も下げたのだった。

 そしたら名前を決めないと、どんな名前にしようかな思ったがまずユニコーンさんに「この子に名前はないのですか?」と聞いたが「モンスターは基本名前はないので決めてあげてください」と言ったのだった。

 そしてしばらく考えて僕はこの子にこう言った「今日から君はユニだよ、よろしくね」って言ったらユニは光出した。眩しくて目を閉じた、しばらくして光が収まるとそこにはとても小さい身長100センチにも満たない小さな女の子がいた。「ごしゅじんたまこれからよろしくおねがいちまつ」と舌足らずな感じで挨拶して来た僕も「ユニよろしくね、これからもいっぱい遊んだり学んだりしようね」と頭を撫でながらいったら「ふにゅー」と言いながらとても嬉しそうにしていた。僕はユニのお母さんに「あなたもうちに来ないのですか?」と聞いたが、「私はここでの生活が好きなので大丈夫ですよここに来たら私もあなたたちに顔出しますので、流石に我娘可愛いのは変わらないので」とのことだったそういえばリルとユキは何歳なのだろうか「みんなは何歳なの?」と聞いたら「リルは5歳」、「ユキは6歳です」「ユニ4歳」とのことだった。流石に4歳と親を離して良いのだろうかと思ったが「自然では当たり前なので」とユニの母親が言ってたのでどうしようかと思ったが「可愛い我が子には旅をさせろ」ですよと決意が堅かった。僕は「このダンジョンに来た時には必ず顔を出してくださいね」と言うと「約束します必ず」と言ったのだった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る