君たちはどう生きるか(2023)

2023年7月15日、映画館にて鑑賞


最近テレビやラジオのニュースでも「異例の事態」だと取り上げられた本作。予告編はなく、あるのは鳥らしき着ぐるみのようなものからのぞく青い瞳の何者か……というポスタービジュアルとタイトルのみ。一体どんな物語なのだろうとワクワクしながら鑑賞された方もいるかと思う。自分もその一人だ


【※ここから先ネタバレ注意】


鑑賞後、しばらく言葉を失った。まるで壮大な……白昼夢を見ていたかのような、悪い夢から覚めたような、ふわふわとした感覚。冒頭の雰囲気から「風立ちぬ」のような話かな……と思っていたら途中からファンタジー要素が強かった。特に主人公・眞人まひとの大叔父さんが建てたという森の奥の屋敷から下の世界へ落ちた後がもう、今までのジブリ作品のいいところも悪いところも合わせてこれでもか!と詰め込んできた感じが凄かったように思う。原作は未読だったが、本編にはあまり深く関わってないので大丈夫かと。あとは……そう、集合体恐怖症の方は注意かな。魚、カエル、鳥なんかがたくさん出る場面あるので


声優陣がまた豪華。以下はWikipediaより


牧眞人 山時聡真

覗き屋のアオサギ 菅田将暉

若き日のキリコ 柴咲コウ

ヒミ(眞人の母 久子) あいみょん

夏子 木村佳乃

ばあやたち 竹下景子 風吹ジュン 阿川佐和子 大竹しのぶ 滝沢カレン

老ペリカン 小林薫

インコ大王 國村隼

大叔父様 火野正平

紙芝居屋 もう中学生

牧正一(眞人の父) 木村拓哉(特別出演)


観た後にキャストを調べて驚いた。特にアオサギ/鷺男の声はあのしゃがれ具合からROLLYさんか矢尾一樹さんかなと予想していたので菅田将暉さんでびっくり‼︎ あんな声、どこから出してるんだというくらいに意外だった。どことなく憎めない小物っぽさが愛おしい。眞人に弓矢で狙われつつ焦りながら言う「俺の心臓ならここだぜ、しっかり狙えよ」ちょっとカッコいいじゃないか。鳥形態じゃないと微妙に飛び方下手くそになるの好きすぎるし、何気にいいヤツだった。ああいうキャラクターむちゃくちゃ好き


老ペリカン役の小林薫さんは以前「ゲド戦記」の国王役で出演されていたのが記憶に新しい


大叔父さんはビジュアル含めて好みな人物だったが、火野正平さんだったか。若い頃の写真が少し陰のある映画カリオストロの城の伯爵っぽかった


主題歌は米津玄師さんの「地球儀」


劇場パンフレットは後日、サウンドトラックは8月9日発売。エンドロールに予告編制作とあったので、一応これもある程度経ってから出る流れなのだろうか

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る