26冊目 ★「作家の人たち」

けっこう有名なミステリ作家が書いた本。

倉知淳でした。

なので「え、こんなの書くの?」と驚きました。


ラノベ編集者が、絵師と打ち合わせする。

「いや~、絵師先生は売れっ子で才能があって、さわやかな人だね」とべた褒め。


その後編集者は「作家」に連絡をとる。

「おい、ブタ! 絵師先生が、こういうテーマの絵をかきたいと仰ってるんだ。

とっとと小説を書きやがれ!」


作家「いや~、一ヶ月で本一冊は厳しいですよ……」


編集者「このクソ豚! ラノベ読者が、文なんて読むと思ってるのか?

    おまえは絵師先生の絵に沿った文章だけ書いていればいいんだよ!

    おまえの代わりはいくらでもいるんだ。とっとと書け!」


ノンフィクション……じゃないみたいですけど……。


筒井康隆でも清水義範でもないのに、よくこんな本書くなあ、とびっくりしました。

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