これまでのあらすじ

 作者の蔵樹紗和と申します。


 この度は、『美しき輪舞~平穏無事に生きてみせます!~』をお読みくださいまして、誠にありがとうございます。


 カクヨムに来て最初に書いたこの作品も、気づけば40話を超え、また、たくさんの方に読んでいただけていることをとてもうれしく思っております。


 今回は、作者の都合により前回更新からかなり間が開いてしまったということで、これまでのあらすじで皆様にこれまでの展開を思い出していただければ……と思い、このお話を書かせていただきました。


 読まなくても大丈夫だよ、という方は読み飛ばしていただいて大丈夫です!


 私が文章で書いたあらすじの後、クララとライリーによる会話形式でのあらすじも少し載せておりますので、そちらもよろしければ、ご覧いただけますと幸いです。


 それでは!!




***



〈これまでのあらすじ〉


 魔法が存在する世界のマレイド王国。ここの国は、歴代この世界の中でも強い魔力を持った王女が生まれてくることで有名な国である。


 その噂の通り、マレイド王国の第一王女、シェイラ・カリン・マレイドは歴代最強と言われるほどの強い魔力を持って生まれた、どの分野においても優秀で心優しいと評判だったため、国民から慕われる存在に成長した。


 一方、本作の主人公であるマレイド王国第二王女、クララ・アイリス・マレイドは、人並み程度の魔力量で、歴代の王女に比べたら少なすぎる量だったことから、国内外問わずに虐げられていた。


 純粋だったクララの性格がひねくれてしまったころ、小さな男の子の命を助けようとしたことにより、クララの力は覚醒。

 なんと、シェイラよりも高いと思われる魔力を手にしてしまう。


 今まで虐げられていたにも関わらず自分の力を利用されるのを嫌ったクララは、自分の力を隠したまま学園に入学し、三年間力を隠し通すと決意。


 しかし、クララの魔力量の高さの秘密に気づいた隣国の王子であるライリーに「妖魔」という世界中に悪影響を与えている生物を倒すのに対する協力を要請される。


 その要請にしぶしぶ応じたクララは、ライリーとともに放課後の妖魔退治に参加することに。


 クララが学年二位の成績をとってしまった衝撃で倒れてしまったり、それをひがまれてしまったりと大変なことが起こる中、時にはシェイラの優しい言葉に励まされつつ、クラスメイトとも和解し始める。


 そんなこんなで少しずつ平穏無事な日常へと近づいていっていたクララだが、いきなり最愛の姉・シェイラが倒れてしまう。


 両親からはシェイラに会うことを禁止され、学園ではシェイラの体調が悪いのもクララのせいにされる日々。


 クララとライリーは魔法を駆使してシェイラに会い、話を聞くと、魔力不足症の可能性が。


 また、その裏には侍女であるアイーヌがシェイラに薬を飲ませているという事実があるようで。


 そのうえ、学園では生徒会メンバーを筆頭としてクララに牙を向ける者が。


 クララのクラスにはエリックという男子生徒が転校してきたことで、学園中が混乱に陥る。


 エリックがクララのクラスにいるということを知ったライリーはクララとエリックに放課後屋上に来るよう伝え、去っていったのであった。


 さて、この先の展開やいかに——?




***




〈クララとライリーの会話〉


〈ク〉皆さんこんにちは! 本作の主人公、クララ・アイリス・マレイドです。


〈ラ〉そんなクララ様の相棒である。ライリー・スレア・クライドです。この国ではライリー・スレアを名乗っています。


〈ク〉そういえば、ライリー様ってこの国では身分を隠してるのよね。なんでだっけ?


〈ラ〉だって、隣国の王子が転校してきたなんて知られたら自由に行動できないでしょ?


〈ク〉そんな理由で? そのためにうちの国の厳しい関門を通ってきたの?


〈ラ〉だって、ここには研究のために来たんだもん。


〈ク〉そういえば、妖魔について調べるって言ってたわよね。私もそれに協力しているし。


〈ラ〉そうそう。この学校に来て、調査を手伝ってくれそうな魔力の高い人を探してたら、クララ様が一番魔力が高かったの。


〈ク〉ま、そのおかげでいろいろ経験できたわよ。それに、私の目的にもいろいろ配慮してもらったし。


〈ラ〉クララ様が妖魔退治に参加したのを隠したり、学年2位になっちゃって倒れたのをカバーしたり、シェイラ様のもとに瞬間移動したりね。


〈ク〉い、いろいろお世話になりました。


〈ラ〉いいよ。こっちもたくさんお世話になってるし。


〈ク〉そういや、エリック様と知り合いみたいだけど、どんな関係なの?


〈ラ〉あ、えーっと……。


〈ク〉何?


〈ラ〉それは、次回以降のお楽しみってことで。


〈ク〉えぇ~っ!?


〈ラ〉ほら、もうこのコーナーも締めないとでしょ?


〈ク〉……。そうね。それでは皆さん!! これからも『美しき輪舞~平穏無事に生きてみせます!~』の応援を……


〈ク&ラ〉よろしくお願いします!!

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