田舎暮らしの日常（小話）

野生動物は可愛いだけじゃすまない その１

今日のニュースで『あらいぐま「ラスカル」が防犯広報大使に就任　警視庁で委託式』をやっていてふと思ったことがあった。

小さい頃にアニメで見ててアあらいぐまって可愛いなって思っていたし、大人になっても獰猛だってのは知識で知ってはいますが、厄介者であるってのはアニメの影響もあってノノア自身が体験して初めて思いました。

近所の人が「最近アライグマ見かけたから注意した方がいいよ」と注意されたのですが、「えっ？アライグマ？」みたいな反応を当時はしていました。ちょうどうちには、上手く育ったトマトがあって明日には新鮮なトマトが食べれると楽しみにしていました。

翌朝見てみると無残にも食べごろのトマトの残骸が・・・。

イタチ科目の仕業の可能性もあるって思うかもしれませんが、コッソリと家の陰に隠れていたので犯人はアライグマでしょう。近寄ると威嚇してきたので、そっとその場を離れてしばらく様子を見ていたらどこかに行ってくれたのでホッとしました。

知人の話だと鶏を放し飼いしているのも危険らしく、アライグマは雑食のため餌がないと鶏も狙われることがあります。

野生動物に食べられてしまった場合は、保健所などに報告する義務があるらしく結構面倒らしいですね。

アライグマは見た目は可愛いですが、不用意に近づくと襲ってくる危険性があるので絶対に近寄らないで下さいね。「レプトスピラ症」「アライグマ回虫症」「狂犬病」といった病原菌を持っている可能性があり、放置してしまうと死につながる怖い病気ですのでもし噛まれたり引っかかれたりしたら即病院に行ってください。

幸い近所を荒らしてたアライグマは駆除していただきました。動物が可哀想だって思う方もいるかもしれませんが、もし小さいお子様が襲われたりしてしまったり、畑を食い荒らされて生活ができなくなってしまうことにもつながってしまいます。

理想は共存できるのがいいですが、なかなか理想と現実は違うものっていうのは認識していただきたいです。