毎日が140字 徒然なる日々の140字小説

灰色猫

UFOキャッチャーの日【140字】6月24日

「このUFOキャッチャー不正してない?」

「そうかな、なんでそう思うんだい?」

「だってアームも弱いし、なんか揺れるし…」

「それは君が下手だからじゃないの?」

「私下手じゃないよ。ほら。」

「…え、今どうやって取ったの?」

「どうやってって…ほら!」

「…このクレーンの下から出てる光は何?」

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