ソウルクラッシュ18

第17話 疾風のドラマチック・ストーム

　竜雷太演じる元自衛官・藤田は、妻との離婚調停を控え、失意のどん底にいた。そんなある日、彼はかつての同僚である北村から、自衛隊出身の暴力団が新宿一帯を支配している情報を聞く。

　藤田は、自らの力でその暴力団を潰すことを決意し、かつての仲間たちを集めることに成功する。しかし、それは単なる始まりに過ぎなかった。

　次々と、過去を背負った人々が彼らの前に現れる。ルー大柴演じる元ヤクザ・トシオ、レッド吉田演じる元手下・ゴンゾウ、六角精児演じる元刑事・大宮、そして渡哲也演じる元首相の裏切り者・田文。

　彼らが織りなすドラマが、この街で巻き起こる異常気象を誘発させる。軍隊が出動する緊迫した場面も描かれる。

　そして、西條八十演じる気象予報士が、この異常気象に何か秘密が隠されていることに気付く。彼が手がける天気予報番組には、このドラマの展開が反映されていく。

　ストーリーは、各エピソードごとに異なる登場人物たちの関係性や秘密が明かされ、最終的には藤田たちが立ち上がって、この街を守り抜く姿が描かれる。

　西條 八十は、日本の詩人、作詞家、仏文学者。 長男の西條八束は陸水学者。長女の三井ふたばこも詩人。孫の西條八兄はエレキギター製作者。 自費出版した処女詩集『砂金』が好評を博し、抒情性に富んだ清新な詩風で、象徴詩人としての地位を確立。童謡、歌謡曲の作詞も多く手がけた。作品に詩集『一握の玻璃』など。