第50話 魔王軍

 空の二十歳、魔王軍の出現。

 空

 「戦争開始、下僕社会、軍団、忍び集団、開戦を宣言する、サラマンダー、火の巨人、火竜、闇、影」

 展開中の配下、この人類最大の軍事国家の帝国。

 空

 「スコットランドの騎兵隊は最初からこみこみ、未来永劫の騎兵隊なんだから、ロングボウは知らない」

 召喚、騎兵隊が展開、この救世主の白い女帝が軍を派遣。

 空

 「横浜市、契約書の履行だ、報酬額並みに働け、チャイナ、戦争だ、門を開け」

 この白い女帝の帝国、この大軍を動員。

 空

 「昔の知り合いになるが、厳密には成立だ」

 召喚、大軍、この動員。

 空

 「スコットランドの騎兵隊の突撃癖は治らんのか」

 この無制限なスコットランドの騎兵隊、イギリスは苦笑い、帝国の軍が魔王軍を挟み撃ち。

 空

 「救いがたい、スコットランドの突撃癖をどうして治さん!」

 膨大な兵が押し寄せる。

 空

 「戦況はやや優勢、ヨーロッパはやや優勢、北米大陸はやや優勢、ユーラシアはやや優勢、アフリカはやや劣勢、南米はやや優勢、オーストラリアはじり貧、魔王軍はやや劣勢、人類はやや優勢、勝率は人類に足りる」

 朗報の内容。

 空

 「スコットランドの騎兵隊の突撃は一流、致命的にバカ、どうして知性を活用しない、くそ、致命的にバカだ」

 白い女帝がスコットランドの騎兵隊に手を焼く。

 空

 「だからイングランドに負けるだ、バカからだ」

 苦労人の白い女帝。

 空

 「白兵の女子高、白兵の短大、門を開け、魔王軍の将を討ち取れ、スコットランドの騎兵隊は無視しろ、どんな状況下も突撃しかしない」

 チャイナドレスと扇の美女は変わらない。

 空

 「時期は良い、東京都、契約書の内容だ、報酬額並みに働け、門を開け」

 この三ヶ所から総攻撃。

 空

 「時期は良い、ヨーロッパの伏兵は時期は良い、将を討ち取れ、また混乱につけいり、毒をまけ」

 この伏兵。

 空

 「時期は良い、カナダ、契約書の内容だ、報酬額並みに働け、メキシコ、契約書の内容だ、報酬額並みに働け、カリブ、仕事だ、あがれ」

 この伏兵。

 空

 「モンゴル、ユーラシアの騎兵隊、契約書の内容だ、報酬額並みに働け、伏兵。混乱につけいり、将を討ち取れ」

 伏兵。

 空  

 「アラブ、ユダヤ、聖地エルサレムの仕事だ、戦争に運べ」

 世界が傾く。

 空

 「国連、ブラジル、契約は履行だ、約束通り、最低限につけいり、将を討ち取れ」

 伏兵は動いた。

 空

 「スイス傭兵、仕事だ、戦争に運べ」

 この形に高い戦意。

 空

 「イギリス、契約書の内容だ、約束通り、仕事をしろ」

 動員した。

 空

 「女魔族召喚士軍団、仕事だ、参戦しろ、兵器のスイッチは押せ、使い捨てでい」

 この形に動員。

 空

 「妲己、クレオパトラ、ジャンヌダルク、切り札は終わった、3人の仕事だ」

 この世界大戦。

 空

 「スナイパーの軍団、仕事だ、偽装をとけ、狙撃しろ!」

 この人類の希望。

 空

 「海賊共、裏社会、仕事だ、ぶちこせ!」

 動員した。

 空

 「暴走族軍団、隠蔽を外せ、警察はいい、殺せ!」

 この人類の希望が足りる。

 空

 「剣客共、将を討ち取れ、他は殺せ」

 この伏兵。

 空

 「時期は良い、盟約を叶えた、盟約を満たせ、仕事だ」

 動員した。

 空

 「駒は足りた、最後です神父様」

 この門を開いた。

 空

 「戦国無双の時期だ」

 ヘリコプターで移動、この猛攻を繰り返す。

 



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