【適応障害】と診断されて
平 遊
第0話 はじめに
わたしは、2023年5月6日(土)、某心療内科にて
【業務過多による、『適応障害』による『抑うつ』状態】
との診断を受けました。
医師によれば、『抑うつ状態』というのはいわゆる『うつ』の事だそうです。
私は医師ではありませんし、医療従事者でもありませんし、医学の知識を学んだ事もありません。
ですが、【適応障害】という単語や、【うつ】という単語はもちろん聞いたことはありますし、なんとなくの知識も持っていました。
そう、『なんとなく』の知識しか持っていなかったのです。
おそらく、実際に診断を受けた方、体験としてお持ちの方以外の皆様は同じような感じではないかと思います。
けれども、【適応障害】も【うつ】も、特別な人がかかる特別な状況(病)ではありません。
誰もが陥りうる状況であり病です。
幸いな事に、わたしはまだ【休職】に至ってしまうまでの酷い症状が出る前に、掛かりつけの内科医の判断で、提携先の心療内科に紹介状を書いていただき、受診することができました。
ですので、症状としては軽い方なのだと思います。
ですが、現在の職場を見てみても、異業種の方のお話を聞いてみても、程度の差はあれ、似たような症状の方のお話は何度か見た事、聞いたことがあるため、大事に至る前にご自身で気づいて体が発しているSOSに気づいていただければと思い、自分の体験を元にこのお話を書くことにしました。
わたしの【適応障害】は診断されたばかりで治療中であり、治療は現在進行形ですので、どのようなお話になるかは自分でも見当がつきません。
それでも、何かしら、読んでくださった方のお役に立てる事があれば幸いです。
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