第12話 密室タンク殺人事件

 ツキノワグマ、ヒグマ、グリズリーをナタで殺したのは豊臣秀長だった。ナタデココがツキノワグマの遺体のそばにあったときに、本木はナタが凶器であることを見抜いた。豊臣秀長が白状したのは、白杖した奴に金をやると本木が言ったからだ。

 

 ある日、本木雅弘、川口春奈、優香、出川哲朗、吉田栄作、藤田まこと、安岡力也は自然保護のための慈善イベントに参加した。その夜、彼らは宿泊先のビーチハウスでパーティーを行っていた。しかし、その後、一人の男性が噴水の下で死体で発見された。


 彼はガスタンクのカプセルの中で死亡しており、室内の監視カメラには誰の手によっても動かされていないことが映っている。そして、現場からはタンク内に触れることなく死体を投入できる方法がないことが分かった。つまり、犯人は密室の中にいたということだ。


 事件の解決に挑む刑事は、事件にも関わっていると思われる7人を招集し、より濃密な尋問を行うことになる。しかし、事件の背後にはクラーケンというレジェンド的存在がいると噂されており、警察の立場が危うい状況となる。


 一方、事件に関与していると疑われた7人には、それぞれに秘密があった。出川哲朗は金のために関係者の罠に落ちているという噂がある一方、吉田栄作は何かを隠しているような言動をし、藤田まことは密室に入ることができる技術を持っていることが分かった。


 真相が明らかになると、事件の背後にある闇が浮かび上がり、それぞれの行動と嘘が明らかになる。そして、事件の元凶が明らかになるが、その存在に対してさらに別の闇が可能性として残されている。

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