不安


ある日突然、君からの連絡がぷつりと途絶えた。


長くても2〜3日で帰ってくる連絡が、来ない。

翌る日も、翌る日も、君からの連絡はない。


君のことを知らせる着信音が鳴らない寂しさを

どうやって埋めたらいいのかもわからずに

ただひとり、月明かりの下で君のことを想ってる。


私と話すことが面倒になった?

想像と違う私が嫌になった?

『普通』じゃない私に愛想が尽きた?


そんな自己嫌悪感がひたひたと

暗闇の中で私に近寄ってくる。


やめて、やめて。

君のことを疑いたくない。


どうかいつものように照れながら

私の着信音を鳴らして。

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