男主人公に似ても似つかぬ君だけど 君が私を女主人公にする

男主人公ヒーローに似ても似つかぬ君だけど 君が私を女主人公ヒロインにする


※(筆者コメント)

どんな人でも人生で三度主人公になる機会があるといいます。それは、誕生、結婚、死去だと。とはいえ、年々冠婚葬祭が簡略化・省略化されていく今の日本では、それも難しくなるのかもしれません。でも、ただ1つ例外があります。それが恋愛です。

ドラマやアニメ、漫画に描かれたすてきな物語の男主人公ヒーローにはほど遠い見た目のカレシであっても、貴女を女主人公ヒロインにしてくれるのは間違いありません。なにより、今後の二人のシナリオの決定権の半分は貴女が持っているのです。

女子中高生の中には恋愛を通じて、自分の好きなマンガの追体験をしようとする人さえいます。何ならカレシが気弱なことにかこつけて、「脚本・演出・主演、全部わたし」というしたたかな女性もいるようです。さらにツワモノともなると、台本代わりに自分の好きなマンガをカレシに貸したりします。どうかカレシの演技力が貴女の眼鏡に叶いますように。

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