炭酸の泡のような言葉さえ このビー玉に閉じ込めたいんだ
炭酸の泡のような言葉さえ このビー玉に閉じ込めたいんだ
※(筆者コメント)
――あなたと行った縁日で買ったビー玉に差す日光が内包された気泡を映し出す。
まるで炭酸水の泡のように、あなたが言った端から忘れてしまったであろう言葉さえ私は一言一句逃すまい忘れまいと、このビー玉に閉じ込められた気泡のように永遠に記憶しておこう。そう思う気持ちは純粋そのものなのですが、その「ビー玉に閉じ込めたはずの気泡」が相手に露呈するイベントって、案外すぐにやってくるものです。
そのとき、相手はどういう反応を示すのでしょうか?「嬉しい」のか「キモッ」なのか。その結果はもう神のみぞ知る。「気泡を含んだビー玉」が割れたとき、傷つけるのは私かあなたか?恋は二人三脚、歩調の合わない相手には無理をしないことです。
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