肩落とす 精根尽きた 葦の跡 遥か地上に 花が散ってる

分厚い曇天の下にそびえ立つ、コンクリートの摩天楼まてんろう


真っ暗な将来を、真っ白な頭で、薄く延ばして、薄く延ばして。


ようやく辿り着いたその場所は、やっぱり灰色なのでしょうか。


いいえ、それは、きっと赤色。

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