10 二人の誕生日(1992.2.8)

今日は 私が生まれた日

一年に一度しかない 私だけの記念日

母と父からもらったたったひとつの命

この日が来るたびに その重さをかみしめた

そして そのすべてで愛したただひとりの人


今日は あなたと私が生まれかわる日

一年に一度しかない 二人だけの記念日

二人で育んでいくたったひとつの愛

この日を忘れずに 二人の時を重ねて

いつか そのすべてを子どもに話せるように


今日は 二人の誕生日

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る