第7話 所得税

源泉徴収の所得税について簡単に説明します。


甲欄・乙欄・丙欄の3種類あります。


徴収される額は、「丙欄」が一番少なく、「甲欄」、そして「乙欄」が一番大きい金額になります。


それなら、全部「丙欄」で計算してよ。

そう思いますが、「丙欄」で計算するには、厳しい条件があります。


「丙欄」は、日雇賃金対して使用する税区分で、2か月以内の雇用契約に適用する事ができます。


2か月更新の雇用契約を結べば良いのでは?

そんな事を思うかもしれません。


2か月超で働いた場合、この税区分は使えないという規定があるので、できません。


抜け道はないのか・・・。

仕方ない。


所得税って1月から12月に支給された合計金額によって再計算するから、徴収される額は変わりません。

※ 働いた期間ではないので注意!


それをしているのが「年末調整」や「確定申告」です。


金額が変わらないという事は、先に払うか、後に払うかの違いって事?


そうですね。



-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-


この回のポイント!


所得税の計算は、1月から12月に支給された合計金額によって計算。

働いた期間ではないので注意!


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る