読書日記【エッセイ】
穏眠そろ
女のいない男たち(村上春樹)
【記憶に残った文章】
人間が抱く感情のうちで、おそらく嫉妬心とプライドくらいたちの悪いものははい
【私の感想】
「寂しい」と「淋しい」という言葉があります。
1人が好きな人は「寂しさ」が好きなのだと思います。
この本には、随所に「淋しさ」が表現されています。
「寂しい」は、人の気配のない場所や物静かな状況と言われています。
「淋しい」は、誰かを失ったり孤独な心情に使われます。
人はプライドにより、「淋しさ」を表現できず、涙を流せないのかもしれません。
涙で「淋しさ」を洗い流せないため、昔好きだった人に新しい人ができて、幸せになることへの嫉妬心がうまれてしまうのかもしれません。
そして嫉妬心が「淋しさ」を忘れられなくするのかもしれません。
我々は、そのことすらもプライドが邪魔をして表現できないのかもしれませんね。
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