第27話 クレヨンと折れたボールペン

幼いころ握りしめたクレヨンは鉛筆に代わりシャーペンに代わりボールペンに変わり。    そして……折れた、成長と共に変わっていた景色と自分は、社会には、適応できなかった。 次に握ったのはカッターナイフで次に握ったのは絵具だった。幼いころ握ったクレヨンの色はいまだに僕の中にある。

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