第24話 空っぽ
空っぽ
足を捕まれ、上から押さえつけられ、
まるで電気椅子の死刑囚のよう、
罪状は何?生まれてきたこと?一度転んでしまったことなのか?
ならば甘んじて罰を受けよう。
ただしお前もだ、僕は拘束具を振りほどき執行人の手を取った。
それが親だと知りながら。
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