舞妓さん

その日、コマチーさんのご指導で、唄と躍りを教えてもらった。

3つの弦の楽器も。


夕方から、お茶屋さんには、イルカのお客さん、いっぱいやって来た。

旅の途中みたいで、みんな、お茶を飲みながら、ゆっくりしている。


「ほな、よろしくね~」

ってコマチーさんに言われて、3人はお茶屋さんに設営されていた舞台にあがった。

衣裳の着物は、まだ、めっちゃちっちゃくて可愛い半分の、だらり帯。


「わー!可愛い羽やわー!」

「だらり帯は、まだ半分なんやねー!それも、めっちゃ可愛い」

って、イルカさんたち、みんな拍手してくれている。


「ほな、やるか!」

「おおーっ!」

「可愛いイルカさんもおるし!」

3人で、さっき習った唄と躍りと楽器を披露。


躍りの時は、背中の羽をパタパタさせて、イルカのお客さんたちの上を飛び回った。

「きゃー!めっちゃ可愛いらしいー!」

って拍手喝采。


フィナーレでは、ピクちゃんの唄、コマチーさんの楽器のもと、3人で舞台の上で、優雅に華麗に可愛く羽をひろげて飛び回る。

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