13話
時間があったのでもう一話投稿します(*´▽`*)
🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀
誠の一撃をノーガードで受けたジャイアントオークの頭は弾け飛び跡形もなくなった
頭のなくなったジャイアントオークは生命活動を停止させ前のめりに倒れた
この死体どうしよう.....
取り合えずインベントリーに入れとくか。邪魔だし
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聖導 誠
17歳 Lv,10
【称号】
《救いの導き手》《王殺し》
【ジョブ】
・拳聖
・魔導王
HP:C MP:D
攻撃力:S 耐久値:D
素早さ:C 抵抗力:D
属性適性
聖(神)
装備
聖成拳Lv,2 ↑up!
【スキル】
・体術
身体能力が1.25倍され、相手のスキルの影響で怯むことがない
・超感覚
五感が常人より遥かに鋭くなっている
・武器破壊
・インベントリー(収納物アリ)
なんでも収納可能
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お!レベルあがってる
体が翼でも生えたように軽いやっぱりレベルアップの恩恵っていうのはすごいな。今ならあのジャイアントオークすらも数撃で倒せる気がする
それにさっきの技正直チートレベルにやばかった。バフ系の能力だとは思うんだけどその効果が他と次元が違すぎる.....
あ、そういえばあの4人は大丈夫かな.....?
そう考えつつ後ろを振り向くと目を点にして放心状態になってる。
見た感じ外傷はなさそうだな。まぁ、回復魔法使ったし当然か.....
「おーい!大丈夫か?」
「......あ、あぁ、何とか」
一人が何とか答え他二人が首を縦に何度も振る
「よし!じゃあ、僕は行くから気を付けて帰れよ」
「待てくれ!あんたの名前を教えてくれ」
「ん?僕はアムールだ。また会うことがあったらよろしくな。あとジャイアントオークから素材が取れなくなっちまったんだけど.....すまいないな」
「いや、俺たちは命を助けられた身だ。命あっての物種だ。それと俺の名はクリューズだよろしくな」
「そうか.....あ、それと君ら気を付けなよ最悪死ぬぞ」
これは馬車に乗っていた一家と一緒だけどこれはあくまでラッキーなだけだ。もしかしたら僕が間に合わなかったら死んでたかもしれない。だから、僕を当てにして無謀なことをするのはよくない
さて、どうせなら奥に行ってみたいけど......
今、インベントリーにある食料が心許ないんだよな。いったん近場の町探していろいろ買い足すか.....
「あと少し聞きたいんだけどここから一番近い街ってどこにある?」
「え?あんたアークの町から来たんじゃないのか?」
「いや、ここら辺に来るのは初めてだ」
ぶっちゃけ今右も左もわからない迷子状態なんだよな.....
助けといて助けられる.....マジでダサい..
「なら一緒に来ないか?礼と言っちゃなんだがアークを案内するぜ」
「それは助かるが.....他は大丈夫なのか?」
「あんたに助けられた。嫌がる奴なんていねぇ~よ。な!みんな!」
「あぁ!あんたなら大歓迎っすよ!」「そうね....いっそ仲間になってほしいくらいだわ」「........」
意識がある二人はとても好意的に答えてくれた
因みにもう一人はまだ意識が戻ってない.....息はしているから死んでるってわけでもないし大丈夫だろう
「仲間にはなるつもりはないけど、機会があったら一緒に冒険してもいいかもな」
「よっしゃ!なら改めて俺たちはクリスターズっていう冒険者パーティーでリーダーのクリューズだジョブだ。そして、この気絶してる女がウチの大切な回復役のアリシアだ。不意を突かれて攻撃を食らっちまったんだ」
クリューズが改めて名乗ると続いて隣にいた男が
「俺はクロムです。よろしくっす!」
「私はミリーナです」
その耳.....
「その耳.....もしかしてエルフか?」
「いえ、エルフではなくハーフエルフです」
「それはすまない。」
「え......?」
僕が謝るとミリーナが驚いた
いや、それだけじゃない.....クリューズもクロムもだ
「え?どうしたんだ?」
「いや、どうしたって.....だって謝っただろ?」
「あぁ、謝ったけど......」
「普通のやつは亜人に対してそんな態度取らない。家畜のような扱いをするんだ」
「私はハーフエルフだからこのメンバーに出会うまではいろんな町でかなりひどい扱いを受けました。だからあなたのように謝るなんてする人は珍しいなんてものじゃないんです」
あー
確か文献にも亜人についてかなりひどい具合に書かれてかな.....
この世界の人間って偏見が強いのか
「でも、ウチのミリーナはまだマシなほうっすね。ミリーナさんには力があったから」
「そうですね。ひどい例だと奴隷として生き地獄を味わってる同族がいるとか。エルフは顔がいいからどうしても貴族や王族の標的になってしまいますからね」
....ア、アホだろ
🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀
今回はちょっと長めです
ぜひコメントお願いします!!((+_+))
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