母の日の旅行と称して山にいき かえって母の優しさを知る

 母の日の 旅行と称して 山にいき

 かえって母の 優しさを知る




 掛詞に挑戦の第二弾。

 今回は「いき(行き・遺棄)」「かえって(帰って・却って)」の二か所に忍ばせてみました。


 実際に姥捨て山の話でも自分が捨てられることをわかっていながらそれを受け入れて、山へつれられて行ったという事例があるようです。

 年老いて家族のためにできることもなくなり、迷惑をかけるばかりならせめて――という自己犠牲の精神の現れらしいのですが……。

 捨てる側、捨てられる側の気持ちを考えるとやりきれないですね。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る