霊柩車すれ違いざま手を挙げて 「乗ります」と言う僕の母親

 霊柩車 すれ違いざま 手を挙げて

「乗ります」と言う 僕の母親




 タクシーじゃないんだから! ……とツッコミを入れたくなるところですが。

 このシーンから小説を書き始めるなら高確率でこのお母さんは近いうちに亡くなって本当に霊柩車に乗ってしまうでしょう。


 どうしてそんなことを言うのかと聞いたら「理由はわからないけれど、乗らなきゃいけない気がした」みたいな返事がきそう。

 こういうのを虫の知らせっていうんですかねぇ。

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