姫が待つ魔王の城へひた走る 肉が削げても骨が朽ちても

 姫が待つ 魔王の城へ ひた走る

 肉が削げても 骨が朽ちても




 醜悪。

 その一言に尽きるでしょう。


 勇者として送り出された青年は執念で姫の元へ向かう。

 しかし、数々の苦難を乗り越えて姫のところへ着いた時には勇者なのかモンスターなのか見分けがつかない姿になっているわけです。


 息も絶え絶えになりながら差し出した手を、悲鳴を上げた姫に払い落とされる。

 その瞬間に朽ちていた腕がぼとりと落ちて……――。


 と考えるとあまりの醜悪さにニヤニヤが止まりませんね!(

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