学校行かずにゲームしてたいけれど幼なじみがそれを許さない
時雨
加地優也の朝
俺こと加地優也の朝は、叩き起されることで始まる
… 幼なじみの西原夕奈に…
そこは母とか辛辣な妹とかじゃねぇの!?あ、妹はキモイですかそうですねすみません。
まぁ幼なじみラブコメあるある?な気もするシチュなのだが、なんで叩くかなぁ!?おかげで腹筋鍛えられそうだよ全く!
そして今日も今日とて叩かれて起こされました。しかも今日は罵声付き。
「はよ起きんかい居眠りモンスターが!」
…さすがに酷くね?人の事モンスター呼ばわりとか。俺はカ○ゴンか。
「なぁ、起こす時に叩くのも、暴言吐くのも辞めない?」
「はぁ?叩く前に起きないのが悪いんじゃん?やなら起きてみなよ」
「ぐっ、それは無理な話だわ」
「絶対無理じゃないでしょ。起きる気がないだけじゃない」
「てへっ、ばれたか」
「……」
「ねぇ待ってごめんって!無言はやめて悲しくなっちゃう…」
「早く学校行くわよ」
「あ、はい」
これが俺が中学の頃から続いてるルーティーンみたいなものである。
自分が起きないのはただ学校に行きたくない、いわゆる不登校というものになるつもりだったのに、毎日この夕奈という絶対に起こす&学校に連行マンに連れていかされてる。
勉強なんてしたくない!家でゲームして引きこもりたい!将来の夢はプロゲーマーですとかいうニートかよって言いたくなるような生活を送りたいという堕落者の極みみたいなことを夢見ている今日この頃。
あ〜まじずっとイカやタコが撃ち合うゲームがしたい…
まぁそんなもので学校に行かせたいマンに勝てる訳もなく今日も今日とて引っ張られながら学校へ。これってもはや犬の散歩やん!
あぁ、憂鬱な学校生活の幕開けだ…
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