028 何もない街

カーテンの隙間から朝日が差し込む。

スマホの目覚ましは、電池切れで鳴らなかったようだ。

遮る物が無いため、太陽のまぶしさを実感する。

更地になってしまった街並み。

大怪獣と巨大ヒーローが戦った結果だ。

怪獣は撃退され、ヒーローは飛び去った。

だが、一般市民の日常は容赦なく続いていく。

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