第6話 変な映画

監督:「今回は、時代劇で行こう。タイトルは『主水、道頓堀に行く』。何かアイデアはあるか?」


脚本家:「『主水、富山の書店で雇われた本棚を届けるため、大阪の道頓堀へ旅をする』という設定にしましょう」


川口:「それで道中でいろんな事件に巻き込まれて、最後に道頓堀で事件を解決するって感じですか?」


藤田:「そうだな、江戸時代の情景を感じながら、主人公たちのドラマが見られるようにしよう」


出川:「まさか、主水が書店の配達員になっているわけではないよな?」


反町:「それはないだろう。主水が雇い主とすれ違う場面でも良いかもしれないね」


日村:「それに、道中で出会う仲間たちや敵役、あるいは宿場での事件など、見どころが盛りだくさんだ」


宝生舞:「主人公たちが旅をする東海道の情景や、江戸時代の衣装などにもこだわりを持ちたいね」


本棚:「また、書物が出てくる場面もあれば良いかもしれない。主人公たちが調査のために本を参照するシーンなどを入れれば、物語に深みが出る」


中村主水:「わかった。でも、アクションシーンも入れなければいけないぞ。この主水が出演する映画なのだからな」


道頓堀:「それに、最後のシーンは道頓堀で、主人公たちが大活躍する展開にすれば、終幕抜群だよ」


監督:「なるほど、みんなそれぞれのアイデアがあるな。それらを織り交ぜながら、江戸時代の旅を彩る映画を作り上げていこう」

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