第4話 焚き火

君との関係はまるで焚き火のようだ

やっとの思いで種火を作っても

小枝に移して徐々に大きくしようとしても

うまくいかずに消えてしまいそうだ


少しづつ


少しづつ

火を大きくしていこう



薪を焚(く)べて立派な焚き火

温め合える優しい焚き火

ゆらゆらと、見てるだけで落ち着く焚き火


熱かったり寒かったり

時には爆ぜて驚いて

いつの間にか消えかけて慌てたり

色んな表情を見せてくれる焚き火


そんな焚き火も終わってしまう


次に会えるのはまた別の焚き火

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