第55話 宇宙天気予報とは?
宇宙天気予報とはどのようなものでしょうか?
最近聞きますね。このエッセイでも結構取り上げていると思います。
実は、宇宙は真空と言われているのですが、実際には微量な電気を帯びた粒子(荷電粒子)による様々な化学磁気変化をもたらせています。
この宇宙環境の変動を「宇宙天気」と呼び、それを予測するのが宇宙天気予報です。 宇宙天気は、太陽や太陽風の観測結果から予測されます。
というお勉強です。
これは引用は「宇宙天気予報」サイトからまとめていきます。
大きく分けると、6つあるのです。
◇太陽フレア
◇プロトン現象
◇地磁気攪乱
◇放射線帯電子
◇電離圏嵐
◇デリンジャー&スポラディックE
と言いますのも、明日明後日がフレア最大値です。ものすごい勢いで地上に向かっています。それがどのような影響を及ぼすのか、知っておきたいですよね。
まとめながら説明していきます。
◇太陽フレア
太陽面爆発やそれに伴うコロナ質量放出(CME)の発生など
高密度の太陽風が地球方向に放出すると、 その太陽風の持つ磁場の向きによっては地球磁場の防護壁をすり抜け、地球のそばまで太陽風の影響が到達することがあります。
宇宙天気予報サイトによると、これにより、まず大気の防護壁の外にある人工衛星や宇宙ステーションなどの運用に影響が現れます。 具体的には、高いエネルギーの粒子が人工衛星を突き抜ける際に電子機器の誤作動を引き起こし異常動作となる可能性、 あるいは比較的エネルギーの低い荷電粒子が衛星の筐体を帯電させ、ショートすることで回路等を破壊する現象などが挙げられます。 また宇宙飛行士などには被ばくの問題も発生します。私たちも肉体やアストラルに電流や周波数を纏っている。その集合体の太陽の動向は今後に大きくかかわってくるといえます。実践編の中でも、知っておくべき知識です。
◇プロトン現象
太陽フレアが起きると、大量の放射線だけでなく、高エネルギーの粒子 (数万~数10億電子ボルトの電子や陽子・重イオンなど)も放出されます。 光速の2-3割の速度で太陽から飛来する粒子もあり、太陽フレアの発生30分後に観測されるものもあります。 こういった粒子は、電子の他、ヘリウムや鉄、酸素などの重い元素が観測されていて、 数時間~1日継続します(図6(a))。もう一つの典型例は、CME *2が地球到達と同時に高エネルギーの陽子が増加するもので、 その後なだらかに減少して数日間継続します。プロトン現象とも呼ばれます。
◇太陽嵐
太陽コロナのガスは、つねに惑星間空間へ流れ出しています。 これを太陽風と呼び、その速さは超音速にまで加速されています。 太陽面には閉じた磁場と惑星間空間まで開いた磁場とがあり、太陽風はこの開いた磁場に沿って流れだします。 この開いた磁場の元をたどると、コロナホールと呼ばれる太陽コロナの暗い領域になり、 ガスが常に吹きだすため希薄で暗くなっています。 太陽は27日周期で自転しており、太陽風も一緒に回転するため、 スプリンクラーのように太陽を中心としたスパイラル構造をしています。
太陽風が地球に到達する1時間前に、観測衛星ACE*1やDSCOVR*2によって太陽風の密度や速度が測られています。 太陽風で秒速300km程度のものを低速太陽風、秒速700km程度のものを高速太陽風と呼び、 高速太陽風は約2日で太陽から地球に到達します。高速太陽風は太陽低緯度のコロナホールから吹き出し、 太陽自転とあわせて高速太陽風も27日周期で観測されることがよくあります。
以上は宇宙天気予報サイトから引用しています。
今後はできる限り、宇宙天気もチェックしてみてください。
https://swc.nict.go.jp/knowledge/solar.html こちらになります。
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