異世界転生、授かったスキル〘毎日ガチャ〙って…
小桃
第一章 旅立ち編
第1話 異世界転生
あたしは【
私は大雨が降りしきる中、いつものように山道を通って中学校から家に向かって徒歩で帰宅中に、突然の落雷に打たれ死んだ……筈だったの。
それなのに、私はハッキリと意識があった。身体が思う様に動かせないのは、きっと雷に打たれた事で重症を負ってしまって、そのせいで身体が動かせないんだと思ったのよね。
でも、その考えは間違ってたの……
突然、私の目の前に外人のお姉さんが現れて、私に向かって話しかけてきた。
「セレンちゃん、ママだよ〜♪」
えっ、私に外人のお母さんは居ませんけど?どちら様?
と突っ込みたくなったんだけど、うまく言葉が喋れない。
「あ~、あうっ、あぁ~」
「あらあら、おっぱいが欲しいのね♪」
って赤ちゃん言葉しか出ないんだけど……それに
すると、ママと言ってくる人が私に向かって手を伸ばして、なんと!軽々と私を持ちあげそのまま抱き寄せられたところで衝撃の事実が判明したの。
女性に抱きかかえられてる姿が鏡に映ってる。一人は目の前の女性でもう一人は赤ちゃんだった……
一瞬、私の頭をよぎったのは【異世界転生】だった。人里離れた山奥での生活では、電気もガスも無い生活をしていたので、私の娯楽はもっぱら読書だった。好きなジャンルはファンタジー系で、その中でも異世界転生の物語が大好きだったので、空いた時間はひたすら本を読んでいたの。
私は雷に打たれて死んだ筈だと思ったら、突然赤ちゃんになっていて前世の記憶があるなんて事は、異世界転生しか考えられない。
私は行き成り異世界転生したこの世界で、新たに生きて行く事になっちゃったのね(汗)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます