AI魔法使いたちの宴

のの(まゆたん@病持ちで返信等おくれます

第1話 PC操作の魔法

「プロンプトprompt《魔法の詠唱》 赤い魔法石 炎の魔法レベル3」

「あら、そう来るのね  プロンプト・青い魔法石のプロテクト・レベル2

こちらは水魔法の盾で対抗」


宙に浮かんだ文字盤・キーボードを連打すると

少年の前にある赤く光る石が炎に変化する。


あるいは片眼のみのサングラスのような小さなPCをした少女 小さなマイクがあって言葉で操作していた。

彼女の前には野球ボール程の大きさの青い石


彼女の前にある青い石が水に変化したかと思うと壁のように立ちふさがる それは彼女を守る障壁


少女に向かってきた燃え上がる炎は

水の障壁の前にジュウッと音を立て消え去った。

「レジスト抵抗成功 ダメージ0ポイント」


「お次は償還魔法もいいかしら」「へえ、ならこっちもだ」


実験室のような場所

二人の戦いを見守る者たち 

「実戦向きになってきたか」「ええ、研究の成果が出てます」


何処か作り物めいた都市


海には水中都市に

空に浮かぶ小さな浮島の街などもある 

科学文明で高度に発達していった世界だったが


違う概念とある種のテクノロジーが入ってきたのだった。


魔法‥魔法を使うことが出来る石 

レア級のものは『小さな賢者の石』とも呼ばれるものもある。


僅かな数だが確かに魔法使いも実在するが‥


小さなPCと直結した小さな魔法石

その魔法石を使う者たち 多くの者たちがAI魔法使いなどと呼ばれる事もあった。


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