アライとは?
『味方』『仲間』『同盟』という意味を持つ英単語から来てるのがアライ(Ally)なんだけど、簡単に言うとセクマイの方々と共に普通に生きて行くよ、と行動してる人の事を指すのかな。 もちろん、自身で気持ちを秘めてそう思って差別的な言動をしなかったらセクマイの方々はアライだと言うかもしれない。
アライに関しても色々難しいんだよね。 何故かって、私自身が元々ジェンダーバイアスこそないと思ってたけど、当時付き合ってた彼女に「シマさんにはマイクロアグレッションが在るよね」って言われて愕然とした記憶がまだ残ってるのよね。
正直な話し全然気が付いてなかった。 意識してなかった。
「俺は別に同性愛者だからといって変にも思わないし関係ない」って自分では『好意的な無関心』を装ってたんだけど、どうにも私の『普通』の中には男女の差別が根付いてたみたい。 もしかしたら今まで書いた文を読むと感じる人はいるかも。
ただ、言い訳になるのか判断が付かないんだけど、「男らしさ」「頼りがい」ってのは差別なのかな? 生きてきた文化的、社会的な役割の上で「こうありたい自分」を目指した結果なんだと考えてはいるんだけどね……
さて、個人的過去話しててアライの話から外れた気がしてるかもしれないけど、外れてないんだよね、これが。
自分の発言がどんな形で人を傷付けるのかを深堀したことが無いと感じ難い、自分の中の『普通』が「セクマイの人々を理解してるよ」と口に出してても響かない場合が在るの。
それがさっき出した『
なので、間違い無くシスでヘテロの人がアライだとして行動しても、セクマイの誰かを傷付ける。 けど、それもまた仕方ないかなって考えてる私もいる。
だって、人と人との付き合いで気を抜いてて下手打ったり、考えの違いから仲違いしたり、その人の背景を知らなかったからこそノンデリな発言になるでしょ
男女の違いだってそうだし、恋人同士や夫婦の考えもそう。 上司や部下、友達や仲間同士だって、その人のルーツが違えば環境の違いから考え方や受け取り方が違う。
それらを踏まえた上で「目の前のこの人はどんな人なのかな」って考えて、知らなかったから傷付けたってのを避ける必要が在るのが『アライ』なんだと、私個人の考えかな。
まぁ、綺麗事かもしれないけど、間違いを拒絶じゃなくて寛容な気持ちを抱いて欲しいかな。
今はいろんな所で講演会もしてるしSNSでセクマイを公表してる人も多いし、東京なら簡単に一緒にお酒だって飲めるし、相手が良ければお茶に誘ったりして話が出来る。
アライとして活動してるNPO法人だって本拠を東京で構えてる団体も多い。
身も蓋もない話になるんだけど、ネットで読んだだけで理解したと思ってる人間にはなって欲しくないかな。 この文章だってカテゴリー分けの用語や背景、歴史雑学、認識されてる問題を仕入れてきて公開してるだけだからね?
実はアライに関しての本を取り寄せてる最中なんだ。 たぶん公開日の午前中に届くみたい。
もしかしたら、公開日の夜にでも内容が少し変わってるかもしれないので、お手数ですが『023年5月22日06:00 最終更新』から変わってたら、もう一度目を通していてくれると嬉しいかなぁ
じゃあ最後に『クィアベイティング』という単語だけ置いて終了かな。
これもまた考えさせられる言葉だし、今の日本には『求められてるからそうしている』人も居るので、簡単には答えが出ないけどね。
俺たちの戦いはこれからだ! と言いたいけど、仕入れて来た知識も限りが在るし、次でラストかな。
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