人の悪意は—―

 知らないことや信じられないこと、自分と違うことに対して醜いと感じるレベルで発揮されるよね。

 歴史を例に出して例えると今回のからは外れるので置いといて、LGBT法を取り巻く『悪意』。 なぜ悪意と受け取られるのかを、元々は口が悪い私が控え目に書いてみる。


 LGBT法で危惧されているのは、法とは名ばかりの『理解増進』という理解を促そうとしているだけの話だからだ。 何も禁じても罰も無い、理解しようねって子供への言い聞かせレベルで、『SOGI』以下の物が国会に提出されてる。


 知らなければ、理解が及ばなければ、それは残念だったねと言い返すことが出来る。

 それは人へ害を与えても罰は無い。 LGBTQIA+だから仕方ないよね、今は理解を深めてる最中だからね、で、終わらせられるからだ。 なぜだ? シスでヘテロの人間へ行なったら刑罰が在るのに、セクマイであるから罰せられないってどういう話しなの?

 いまさら? だよね。 今まで散々差別されて傷付けられてきたのに、それを国が差別増進の一助とするの?

 G7が近くに迫ってる中、なんでお茶を濁して済ませようとしてるの? 各国に痛い所を突っつかれたくないからってだけの為に少数派に苦しみ続けろ、と?

 少数派を苦難に立たせ続けるのを民主主義だからって理由でなら、世論はLGBTへの理解は社会的にも過半数を超えて広まってるよ。 データも出せない感情論で個人が叩いてるだけ。

 ただ、セクマイを嫌うのも別に悪いとは思わない。 多様性だからね。 だけど仕事や公の場で態度として表したり差別を行い、攻撃するのは人としてどうかな?


 これは何も個人に対して考えを改めろと強要するつもりもないし、変りもしないだろうとの諦めもある。 叩きたいから叩くってのは昔からネットでは当たり前にいたし、毛嫌いしてる人は自分の中で物事が完結してるから他から言われても変わらないだろうさ。


 今回、私が書いたLGBT法に関してのお気持ち表明は暴論の部類だとも感じてるよ。 ただ、知らないってのは罪だと考えてる。


 LGBT法に記されてる『寛容』という単語を辞書引いてみて欲しい。 「心が広く、他人をきびしくとがめだてしないこと。よく人を受け入れる・こと(さま)。(出典:大辞林 第三版)」とある。 罪か? 間違いなのか?

 正直な話し、私だって今回調べなかったら『寛容』の正確な意味を知らなかったさ。 が、知ったからには無理だね。 別に自分を正義の人とは思ってないが、日本語は正しく使わないと意思の疎通が難しいよね。


 まぁ、言いたいことは控えめにしたけど、これが悪意だね。

 トランスジェンダーカップルの写真を「グロテスクだ」と吐き捨てる政権が出すL G B T 法LGBT理解増進案の程度が知れるよね。




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