「ミナはもう耳は聞こえるの？」

「聞こえるよ」

やっぱり治っているようだ。

「そういや、ミアナは？」

やっぱり気づいたか。

あんまり、言いたくなかったが、

しょうがないだろう。

「ミアナは死んじゃったよ」

「えっ」

やっぱり、驚くだろう。

「そう、、」

思ったより驚いていない。

本当は知っていた？

その可能性は低いだろう。

死に慣れている？

「ミナはなんで1人なの？」

そういえばそうだ。

ミナは4人で一緒に逃げたはず。

「実は、喧嘩しちゃったんだ」

「3人は、この国は親を殺した国だ、だから復讐をするって」

「私は、3人を探すためにここにきたの」

「一緒に探して！」

正直、私は驚いていた。

3人は復讐なんてすると思ってなかったから。

でも3人とは合流したい。

私達は明日、出発することに決めた。

新しい冒険が始まる。

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