【超初心者向け】せめてこれだけは知っておいて欲しい、小説の書き方①
一次創作の小説というものを書き始めた時、最初は多分思いのまま、基本的なルールも何も知らずに書き始めてしまうと思います。
日本人なら学校で国語をお勉強しますので、皆さん授業で作文を書いたことがありますね?
だから、大抵の日本人は文章を書くことはできるのです。
そして、これまでの人生で読んできた小説や漫画、アニメなんかの影響を受けて、作品を書き始めると思います。
私の場合は、それに二次創作の
例えば、三点リーダー。
これが、「てん」と変換すれば「…」と出てくることも知りませんでしたし、偶数でなければならないといことも知りませんでした。
「セリフ」の最後に「セリフ。」←この「。」はいらないなどなど。
もしかしたら、小学校や中学校で習っていたかもしれませんが……
私は1作品何も知らないままに思いのまま書き上げ、次の作品を書く前に、どうしたらもっと読まれるようになるのかを調べることにしました。
そこで、まず出てきたのは、最低限こう書きましょうね……という、色々なルールです。
その最低限のルールができていないだけで、読まれないらしです。
「ああ、こいつ小説の書き方わかってねーや、読む気なくした」
なんて、せっかく読みにきてくれた読者様に思われてしまうので、ぜひこれから小説を自分で書こうと思っている方は、今から私があげる最低限のルールだけは、守って書いていただければと思います。
その① 三点リーダー
例えばこの三つの例。
正しいのはどれでしょう?
A「だって・・・知らなかったんだもん」
B「だって…知らなかったんだもん」
C「だって……知らなかったんだもん」
正解はCです。
Aは「・」が3つ打たれているし、Bは「…」が1つしかありません。
実は三点リーダー(「てん」と入力して変換すると「…」出てきます)は、偶数個なければいけないのです。
ダッシュ(—)も同じです。
この二つはよく使いますので、書き始める前にユーザー辞書に登録しておいてください。
読み:てん「……」
読み:だ「——」(私はなぜかダッシュで登録してます)
どうして偶数なの?
疑問に思ったなら、グーグル先生にお尋ねください。
詳しくはそこに載っています。
とにかく、気をつけてほしいのが、この「……」の使い方です。
ピリオド「.」やただの点「・」を3つ並べていたりすると、小説を書き慣れていない初心者だとすぐにバレます。
気をつけましょう。
その②「? 」「! 」
これは意外と知らない人が多いと思うのですが、「?」「!」の後には、スペース一をつ入れてください。
誤「だって、知らなかったんだもん!そんなこと。あなただって、最初はそうでしょう?違うの?」
正「だって、知らなかったんだもん! そんなこと。あなただって、最初はそうでしょう? 違うの?」
こんな感じ。
ただし、
だって知らなかったんだもん!っと、彼女は言った。
こんな文の場合は、空けません。一文に含まれる場合は、スペースは入りません。文が区切られている時のみです。
その③ 「」の最後は「。」で終わらない
誤「俺もだ。そんなルールがあるなんて、知らなかったんだ。」
正「俺もだ。そんなルールがあるなんて、知らなかったんだ」
これも結構やっている方が多いですね。
もちろん私も、そんなルールがあるなんて知りませんでした。
その④
ふりがなと傍点この上の点ですね。
こちらは、書いているサイトによって入力方法が異なります。
カクヨムの場合 漢字のすぐとなりに《かんじ》と入力すれば
漢字じゃなくても英語やカタカナ、ひらがな等の場合、ふりがなをつけたい単語の始めに「|」をつけると、
東海林(しょうじ)さんは言った。
こんな風に、ちゃんとふりがなを振りましょう。
傍点の場合は、《《》》点をつけたい箇所を二重で囲うだけ。
簡単なので、ぜひ使ってください。
その⑤ 段落先頭を字下げ
段落の先頭の文字は、字下げしましょう。
こちらもサイトや使っているアプリなんかによって様々なんですが、カクヨムの場合は、全文書き終えたらワンクリックで簡単にできます。
編集サイドバーを有効活用してくださいね。
文体の好みは人それぞれなので、とやかく言いませんが、この基本の5つだけは、覚えてください。
それだけで、「この人は書き方わかってるやん」と、ぱっと見で思ってもらいます。
どうして急にこんな話を始めたかというと、私自身読みに回っているとこういう基本とされていることを知らずに書かれている方が多くいるので、ちょっとだけ自分の知っていることを皆様にも共有しようと、そう思っただけです。
超初心者向けなので、ベテラン勢の皆様にはあまり需要はないでしょうけど……
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