【新宿歌舞伎町】トー横の怖い話・・・解説
最後の一文でお気づきとは思いますが、一応解説を。
一見、飼っていた犬のクロに、玉ねぎの入ったコロッケ(犬に玉ねぎは厳禁)
を食べさせた結果、クロを死なせてしまった事を後悔し、涙を見せる雄介。
しかし、作中では、クロ=犬と断定はしていませんでした。
クロ=トー横にたむろしている子供達。
それが本当の姿という事です。
〇トーヨコでクロ(子供)を見つけたとき、クロ(子供)はとても警戒していた。
〇そんなクロ(子供)を手作りの料理で魅了した
〇そのままクロ(子供)を家で飼うことにした=監禁した
〇空腹を満たしたクロ(子供)は、なんとか脱出しようと試みたがダメだった
〇殺されたクロ(子供)は八王子の山中に遺棄された
〇これからは、肌が白く透き通った今の彼女(シロ)を家に監禁することに決めた。
という流れです。
☆大人びてみえる彼女は透き通るような白い肌、どこか寂し気な表情と
それを隠すように明るくふるまう姿はとても儚げで美しかった。
→
★最近の子供はSNSの発達で情報収集が早く、まるで自分が大人のように振舞う事も多いようです。どこか寂し気な表情は、親と喧嘩してしまったことを後悔しているのか、自分の行っている行動を恥じているのか、世の中に絶望してしまっているのか。
作中に出てくるアニメのオープニングの曲は、彼女も知らないと言っているように、30年程前のアニメで、子供の頃をそれを見ていた雄介は40代前後の男だという事が推測できます。
現在の社会問題、パパ活のような情景が見て取れますね。
問題の多いトー横ですが、トー横を無くしても、新しいトー横ができるだけ。
若い皆様、せめて近づいてくる大人には精一杯の警戒心を持って、いつでもヘルプを出せるような状況でいるようにしましょうね。
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