第33話 逡巡する心
わたしは軽く買い物をしようとコンビニへ向かったのだった。
近くまでよってあることにきづいた。
けむりをぷかぷかとはきだしたわいのない会話で談笑する数人の若者達に。
少しめんどうに感じつつ店へと入る。
コーナーにおかれたあったかいや冷たいなどと説明書きがされたコーヒー飲料をながめながら、
(まだいるだろうか、もう帰ったかな、帰るまでここで時間をつぶそうかな、目が合って喧嘩をふっかけられるなんて事はないだろうか。)
しばらく考え込んだうちにサッサッとパンとコーヒーと弁当を買って店をでる。
店の手前に座っていた金髪の男とめがあう。
(しまった!やられるっ。)
だがなんてことはなく男はむきなおってもうひとりの大柄の男と話し込んでいた。
(あーよかった。)
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