第17話 飽き性

とつぜんりんごがとてつもなく食べたくなり、スーパーび買いにいった。


家に帰るやいなやあの白いあみみたいなものをとり、そして水で洗った。


これほど野生心をかきたて、CMみたいにガリッとやりたくなる果物はこれくらいだろう。


オレは赤い表皮に、CMみたいにかじりついた。


むさぼりついた。

しゃぶるようになめつくした。


うへへへ、思う存分味わってやる!

きさまの身から出る甘い汁を蹂躙してやる!!!!!!


だがあの後ちょっとかじったらあきて、冷蔵庫にいれられたりんごにはサビが生えていた。

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