第11話 夏のホラー番組
なんかおもしろいやつやってねーかな、とリモコンをいじる。
「お。」
毎年夏になるとやってる某ホラー番組がやっていた。
「苦しい…。」
と、数珠を持った坊主の人の前に座る芸能人がつぶやいている。
「この子から出て行きなさーい!」
「うわぁぁぁぁん…。」
あーあー、泣き崩れちゃったよ。
こんなのやらせにきまってんだろ。
あとそれと体験談とか言うのも嘘にきまってる。
はは、子どもの頃はめっちゃこわがってたけど、オレも変わったな。
と、えだまめをつまみながらビールをのむのだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます