第15話
大貫不動産の佐々木社長
「黒川社長、お陰さまで、葉山のレジャーランド建設は反対する者も居なくなって、土地の買収や建築計画も着々と進んでいるようじゃないですか。黒川社長が相当骨を居られたと聞いていますよ。」
黒川社長
「佐々木社長、今まで負けるのが嫌で突き進んできた私なんですが……果たして、この方法で良かったんでしょうか? 時々悩むんですよ。」
佐々木
「あれ?急に臆病風ですか?グレートブリテンの黒川社長ともあろうお方が……らしく無いですね。
私なりの意見を言わせて貰えば、黒川社長の行動はアッパレだと思いますよ。逆に他の誰が今回ほどスムーズに事を運ぶ事が出来るでしょうか?
私は……さすがだと思いますよ。この調子でレジャーランド開園まで頑張りましょうよ。」
黒川
「佐々木さん、過大評価だとは思いますが、これからも宜しくお願いします。 まだまだ障害は次々と出てくると思うんですが。」
佐々木
「はい、こちらこそ。黒川さん、僕はもう小学校の時の事は何とも思っていませんからね。」
黒川
「佐々木さん、ごめんなさい。 そう言ってくれて、ありがとうございます。」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます