第5話 レベルアップとドロップ品ゲット!
ステータス画面上のレベルアップボタンを押して結果がどうなるのか気になっていた。
なんせレベル1では何のゲームでもすぐ死ぬからだ。
ステータス画面のレベルアップボタンを押すと レベル表示が2へと変化しステータスポイントが3表示されている。
俺の場合レベルの所に1→33と表示されていたが、一気に33に変化するのではなく、1回ずつボタンを押してレベルアップする方式だったみたい。
自動でレベルアップするのに何か問題があるのだろうか?
サクラと仮説を立てて、もしこの世界にレベルの概念が標準化していた場合、レベルが社会システムに大きな影響を持っていると高すぎるレベルは何かしらの問題があるのかもしれないとか考えられる。
強い事・死なない為にはステータスが高い方が良いかもしれないが、もし高レベルの人は危ない仕事を優先的に割り当てられ、対価として高額な報酬が貰えるみたいな世界だった大変な事になる。
この世界で生活する事になって危険な仕事ばかりするようになるのでは嫌だと結論づける。
サクラと相談してこの世界の標準的な強さを知るまでは無闇にレベルを上げる事は止めようと決めて、ステータスの様子を見ながらレベル10まで上げる事にした。
ひとつづつレベルを上げてステータスポイントの上昇を見ていたけど、とても少ない。
レベル2で3 次も3 次が 4 次が 5 次が 6 次が 7 次が8 次が9
レベル9まで45ポイント貰えたが レベル10からは 俺は10ポイント、サクラは13ポイント貰えた。
レベル10になると知力・攻撃力・防御力値を除くステータスに [](カギ括弧)が表示されて []内にも数字が表示されるようになった。
レベル10までの合計ステータスポイントとして俺は55ポイント、サクラは58ポイント割り当てる事ができるみたい。
俺とサクラはポイントを全部使い切らずに50ポイントだけ使い、あとは様子を見て必要な所に加算させる事にした。
確定ボタンを押したら知力値のカッコ()表示が消えて知力数値が加算され[]表示が確定されたステータスの転移ボーナス値が表示される。
ステータスポイントを振り分けたあとのステータスは
【名前】シオン・ヤマノ
【LV】10→(33)
【称号】一般人
【HP・体力】1/20[+180] ↑17
【MP・魔力】0/5[+45] ↑4
【生命力】20[+180] ↑17
【素早さ】10[+90] ↑8
【知力】116 ↑4
【攻撃力】130+90
【防御力】110
【スキル】DIY能力・投石LV1
【装備】地球の小石+90
【経験値】90,000/132
【備考】[]転移ボーナス値
【残りポイント】5
続けてサクラの状態
【名前】サクラ・ヤマノ
【LV】10→(33)
【称号】ゴブリンジェノサイダー
【体力】1/15[+135] ↑13
【魔力】0/10[+90] ↑9
【生命力】12[+108] ↑10
【素早さ】13[+117] ↑10
【知力】122 ↑8
【攻撃力】99+500
【防御力】101
【スキル】ガンナーLV1
【装備】M733コマンド改+500
【経験値】90,000/132
【備考】[]転移ボーナス値
【残りポイント】8
俺の場合だと素のHPは20だけど転移ボーナスで[+180]となっているのでHP200って事なのかな?
単純に10倍だ。凄すぎ。
レベル9までは表示されていなかった転移ボーナス表示なのでレベル10刻みで何か起こりそうと期待する
あとは装備品の攻撃力が LV10になった途端に10倍になった事。
同じ装備品なのに攻撃力が上がる意味がわからない。
転移ボーナス値が無ければ相当弱いよなこの状態。
体力・魔力数値は回復はしていないけど何に使うのかわからないのでとりあえず放置。
冷静に見ると体力値 1って死ぬ間際だよな…どこで回復するのだろうとか思っていると何事も気にしないサクラから声がかかる。
「お兄ちゃん!さっきのゴブリンが全部消えて、沢山の落とし物があるよ!」
たぶんドロップ品だ。
ゲームだなこれ。
キラキラと光る石や銀貨のような物、あとは腰巻き?と持っていた粗末な武器類が辺り一面散乱していた。
「お兄ちゃん、これ拾っておいた方が良いのかな?」
「敷地の外に出るのは危ないと思うけど、このまま散乱させておくのもなぁ」
さっきのゴブリンみたいなのがまた襲ってくるかもしれないが、サクラに見張って貰ってドロップ品の回収に出る事にした。
体力値 1 だけどね
住宅の門を開け始めて出た外の世界。
壁一枚しか外に出ていないが、空気が違う。
住宅の方は地球の空気って感じだが、外は森の中の空気みたいな感じで出た瞬間に変化を感じる。
森の中を慎重に見つめながら、動く物がいないか注意深く観察し、やっぱりサクラから声がかかる。
「お兄ちゃん、行っても大丈夫だよ!私が見張るから平気だよ!!」
女子高生に見守られながら、ドロップ品の回収に進む。
俺は家から持ってきた大ゴミ袋に落ちている物を拾って入れていく。
最初は緑光りする石、大小と種類があり、小さい方はゴブリンで、大きい方は巨大マッチョゴブリンの物だ。
続けて、腰巻き・・はっきり言って何の皮だか解らないが汚いし臭い。
これもゴミ袋に詰めていく。
あとは銀貨・銅貨のような物でこれは少ない。
そして武器や道具類、錆びた剣や石斧、あとは重くて持てそうに無い大きな棍棒。
だけど実際に持ち上げてみたら見た目ほど重い物ではなかった。
こうして初ドロップ品の回収が完了したのだ。
そして危険に注意しつつ、素早く住宅敷地に戻り厳重に門をロックした。
今回のドロップ品は?
緑光りする石 大×2個
緑光りする石 小×48個
ゴブリンの腰巻き 100枚
銀貨 50枚
銅貨 100枚
錆びた剣や武器類が50点ほど
綺麗な剣や武器類が30点ほど
小瓶に入った液体が3種類ほどあり各30本
ゴブリン100体で経験値90,000だったけど持っていた物は経験値の割にはあまり良い物が無い気する。
でも相手の強さや俺達の強さも解らないので、慎重に行動しなければならない。
ただ、レベルアップしても体力や魔力の項目が回復しないのが問題だ。体力は休めば回復しそうだが、魔力なんて何だか解らない。
「お兄ちゃん!魔力って魔法だよね!私の方が魔力値高いから、凄い魔法とか使えるのかな!」
と、サクラは魔法のことで頭がいっぱいだ。
そりゃ小さい頃のプリンキュアとか見て育っているし、バリバリのラノベ読みだから異世界にも憧れる。
「とりあえず魔法の事はそのうち調べられれば調べよう、今はこれからどうするかを考えないとだよな」
こうしてゴブリンに悩まされた1日が終った。
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