第3話



「ああ、そうだ。ちょうど今、学園祭の準備でバタバタしてるんだよね。学園祭のイベントで、パンツを脱いでくれと言われたんだけど、なかなか思い切れなくて……」


「え、学園祭のイベントでパンツを脱ぐって、何かのお遊び?」


「そう、『パンツ脱ぎゲーム』っていうイベントなんだ。参加者は先生たちが出したお題に応じて、パンツを脱いでいくっていうものなんだけど、見学するだけでもちょっと緊張するんだよね……」


「それはそれは、大変なイベントだね……。でも、そんなイベントがあるなんて初めて知ったよ。」


「そうなの? うちは毎年やってるよ。でも、実は今回、なんとなく違和感を感じるんだよね。」


「違和感?」


「うん、例年は男女混合で参加できるんだけど、今年は男子生徒だけの参加になってるんだよ。それで、なんだかイベントの趣旨が……」


「イベントの趣旨が変わってしまったのか……。」


「そうそう、でも、なかなかこのイベントを中止することもできないんだよね。学園祭の目玉の一つで、先生方もそれを楽しみにしてるんだから。でも、どうしようかなあ……。」


「大変なことになっちゃったね……。でも、私たちも何かできることはないかな?」


「そうだなあ……。でも、どうすればいいんだろう?」


二人は、学園祭のイベントで男子生徒たちがパンツを脱ぐことに疑問を感じながらも、何かできることを考えていた。果たして、彼らは何をすることができるのか?

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