260~266日目
260日目【14:古の大灯台】(亡者復活まで71日)
さてと、フライングアンフィスバエナに怯えながら休息した翌日にございます。
目指すは【21:銀環湾】にしてもこれなんて読むのかね、ぎんかんわん? ちなみにぎんわわん、と打ってます、だって
さて、そんな希望膨らむエリアへの航海は。
4.死の海
「まずいですね、僕等死んじゃうんですかね?」
「と、トモダチー、死なないでー!」
「たぬきち暑いサァ、簡単には死なないから、離れてサァ」
「なつかれてますねぇ」
「海水を汲め、蒸留して飲み水にしろ、魚釣りが出来る奴は明日の飯の調達だ、風は来る、その時にはいつでも動けるよう準備しろ」
「それにしてもテオフェラトゥスさんと言いましたか、堂の入った船長ぶりで、あの方は冒険者なんですよね、しかも私よりも随分とお若いと聞きました」
「まあもうそろ1年は航海してるサァ、船長が板についても可笑しかないサァ」
「そこの二人も怠けてないで各々の出来る事に全力を注げ!」
「あい、あい、サァ」「は、はい!」
と言った具合な会話をしながら、さてチャレンジのお時間です、どれ選んでも疲労
はついて回るか、両者船酔いでいいか、ハイ成功と、経験点を貰って、後は経過日数は6日、で、死の海の影響による疲労点は、何とか半減か、それでも痛いもんは痛いのだけんどね。
266日目【21:銀環湾】(亡者復活まで66日)
「お、見えて来たぞ、あれが銀環湾でいいんだな」
「ええ、助かりましたよ、命の恩人に感謝……!? テオフェラトゥスさん、あちらをご覧ください!」
「うん? あれは海賊か、まったくどこにでもいるものだな! カルルス!」
「あいよ! 海賊船に接舷すりゃいいな、準備をしとけ!」
さて、ここに初めて訪れた場合に起きるイベントがございまして。
1:略奪する海賊団
「おうおうおう、ようようよう、テメーら何者だぁ」
「略奪を繰り返す海賊共、ここにおわすは覇竜シヴェライーゼに認められし七王群島の王とならんとするお方であるぞ、控えおろう!」
「え!? ぼ、僕に振るの! えっと、貴公ら、理由があるにせよ、女人まで攫う事蛮族とも変わらぬ所業、許しは出来ぬ! えっとぉ、どうすればいいのキャプテン」
「俺に懲らしめる様に命じればいいのさ」
「そ、そうなの、よーし、キャプテン、やっちゃってください!」
「次代の王の名のもとに我が刃振るおうぞ! 傾奇者テオフェラトゥス参る!」
「もしかして、今後も同じ名乗りをするつもりサァ、絶対敵が増える奴サァ」
「でも、フィト様もキャプテン様もノリノリでしたね、っさ、やりましょう!」
「いや、アルーミナス殿は下がっていつでも治療が出来る様に願います」
「あ、はーい」
と言った具合に、次期王様の売名行為をしつつもチャレンジのお時間です。テオは物理Dを与える、ローグは回復を行うでいいかな、これ呪歌でもいいのかね? この卓においては可能としますけんど。どちらも成功で経験点獲得と。
「も、もうくたくたぁ」
「っふん、これに懲りたら、海賊から足を洗うんだな!」
「さっすがキャプテン、まだまだ元気そうだね」
「君がこの船の船長か?」
「ああ、俺はテオフェラトゥス、貴方は?」
「グロウブリンだ、良い戦いぶりだった、街に入ってくれ、儂が一杯おごろう」
と言った具合にグロウブリンと名乗るドワーフのムキムキ男が歓迎してくれた。
この町の職人たちのまとめ役なんだそうですよ、まあいい加減休みたいし、街に入るとしますっぺ。
3:銀環湾の街
宿屋、商店、神殿、拠点、寄港地、何でもそろってるな、最高の場所だ立地も固定2を望めて海域後半の拠点として申し分ない場所になりそうだ欲を言えば海域9に、欲しかったエリアだ、そしてここではクエストを受ける事が出来る。
銀環湾のクエスト1)桟橋の修復
グロウブリン曰く、この町は交易で栄えていたのだが海賊や蛮族によって、寂れてしまったとのこと、立派な桟橋もあったが、こちらも壊されたまま放置されている、グロウブリンは復興の一環としてこの桟橋を修復したいものの、森には植物の魔物がいるため、木こりは入れない、これを討伐して欲しいとの事。
報酬は3000Gと★2つ、それとこのクエストクリアで銀環湾のクエスト2)セベロの捜索が発生する……もう助けてるんだけど、順序が逆になったかー。
「ふむふむ、相分かった、さっさと済ませてこよう、そしたらまた後で話があるからその時に一杯おごってくれ」
「海賊と戦った疲労は大丈夫なのか?」
「大事無いさ」
と言う訳で、早速依頼をクリアしにいこう、メタ読みだけど、報酬がこの安さだと多分出て来る魔物は超がつく格下じゃないかしら。
4:黒杉の森
「本当に大丈夫サァ、テオ?」
「ああ、大丈夫だ、疲労がたまってるなら、ローグは見てるだけでいいぞ」
さて、重厚な黒杉ひしめく森、花粉症の人からしたら唾棄すべき森ですね、そんな森には植物の魔物が徘徊しており、縄張りに入った瞬間襲ってきます。
戦闘&勝利
さーてっと、言った手前、テオだけで行きましょうか、諸々の判定だけど魔物知識はテオは持ってないから失敗する、ソロだしデータだけ見るけど、ダンシングソーンですね、ほらやっぱり格下だレベル3だぞ、先制奪取、二刀流の通常攻撃、お終い!
そりゃHP23に防護2点とか、こっちは20点物理D普通に出すから、それが二回だもんだからピンゾロ振らなきゃ一瞬なんですよ、戦利品はローグに回収させて血色のはなびら(120G)を獲得。まぁこのクエストこれで終わりじゃないんだけどね。
騒ぎを聞きつけた魔物たちが襲い掛かって来るのでチャレンジ発生、この後は青汁がぶ飲みして休憩とるし、疲労喰らいながらも経験点かすめとりますか。
テオは生命抵抗、ローグは魔法Dを与えるがいけそうかな、ダイスロール、成功。
これで「黒杉の森の魔物を討伐」を記録と。
3:銀環湾の街
「終わったぞ」
「ま、まだいって戻ってして1時間なんだが」
「いや、本当、あっさりコイツが剣で薙ぎ払っちまったサァ」
「信じていないなら、明日休息を終えてから、一緒にいってやるが」
「いや、海賊との戦いぶり、なにより、覇竜に認められた王を連れた一行を疑う事はしないよ、そういや、話があるとも言ってたな」
「そうだそうだ、なんでも、ここに連れてきてほしいという商人を途中拾ってな」
「それはまさか!」
「まさかの人物かは連れて来るから、見てくれよ」
さっきのクエストをクリアしたので3000Gと★2つ。あ、黒杉の森の攻略でも★1つ貰えるじゃん、貰ってと、そして、芋づる式に銀環湾のクエスト2もクリア。
6000Gと★2つ、あ、このクエストで【44:自由港】の場所も解るのか。
居場所を聞いたって事で、ころころー、海域7-2,蛮族の拠点の隣だな、雰囲気的に人族の商船が行き交う場所なのに、だ、大丈夫なのかぁ。
まあクリアはクリアと、そしてクリアすると。
セベロの申し出
「その、テオフェラトゥスさん、折り入って、ご相談が」
「なんだ? 改まって」
「船に乗せては頂けないでしょうか、商船は流されてしまいましたが、幸いにして、
海に落ちた時にも抱えていた銀貨袋やここの懇意にしている工房に預けていたガメルをかき集めて商品は揃える事が出来ました、後は方々へ行く為の足がいるのです」
「ふむ……その品は頼めば俺達にも融通してくれるか?」
「! 勿論です! 適正価格、誠心誠意お売りさせて頂く事約束します」
「では俺の船に乗って構わん、ああそうだ、俺の船に乗るなら、俺の呼び名は」
「はい、わかっていますよ船長!」
と言う訳で、新たな仲間、セベロが加わった、こいつが面白い特殊NPCで、基本取引価格1000G以下のアイテムをいつでも購入できる、戦闘中でもリザーブバディなら購入可能と中々ユニークな能力だ、ただ逃亡判定の基準値が0だから撤退の二文字は無いな。
さてと、これで諸々の処理が終わりかな、後は青汁飲んで今日は寝る、拠点はランダムイベント起きないし、休息にぴったりの場所だ、思えば久々の宿屋だな。
寝る前に青汁飲んで、ヒールウォーターで回復して、就寝! 明日は疲労も無しで元気に1日が始められるぞ!
以下次回!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます