曇り空 晴れるかのよう 風鈴や
『曇り空 晴れるかのよう 風鈴や』
桃もちみいか作
夏越しの大祓が近づいた神社から、チリンチリンと涼やかで清らかな風鈴の音が響きます。
それは、胸を曇らしていた悩み事も晴れていくかのようにあたりに響き渡ります。
爽やかな風が吹くごとに、社の軒先で揺れる風鈴の音は軽やかに調べを奏でていました。
……涼やか
清らか
爽やか
軽やか。
気づけばこんな言葉が並んで、日本語って面白いなあと思いました。
(2023年5月25日記)
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