身の内の三毒祓ふ蕗の薹
身の内の
元々は、ふきのとうを使ったパスタの写真つき。
ふきのとうを始めとして山菜ネタは割りとnoteで使っているので、俳句の世界でも、とっくに使っているような気がしていたんですよね。
意外や意外、俳句では使っていなかったというオチもついています。
noteの俳句仲間に「今年もノビルを食べるんでしょう?」と煽られたので(笑)、ノビルも時々食べています。
ですが、やはりノビルより前に、ふきのとうを味わいたいかなあ😁
苦いんですけれどね。
ネタで使っているうちに、あのほろ苦さに慣れてきたのでしょうか。
今年は大きめのふきのとう2個を使っても、平気でした。
ところで、少し不穏な響きのする「三毒」についてです。
一説によると、春の山菜は、冬の間に溜まった体内の「毒素」を排出すると言われているそうで、そのイメージから使ってみました。
季語の力が強いので、否定にはなっていないと思ふ……。
【三毒】
人間の善心を害する三つのもの。「貪欲(とんよく)(=むさぼること)」「嗔恚(しんい)(=いかりうらむこと)」「愚痴(ぐち)(=真理が理解できないこと)」の総称。◆仏教語
(出典:Wwblio古語辞典)
貪欲はともかく、嗔恚しんいの感情は私も持ち合わせているので、せめて俳句の世界くらいは、ね(苦笑)。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます