とどまらない、詩

細矢和葉

見かけ倒し

詩という名前をつけたからこそ

背負わされた何かがある

書く場所がここでさえなければ

意味のない発言に過ぎなかった

背負わされた言葉たちに

せめて祈りを

明日には忘れる祈りを

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