第14話 別行動
ガンのスキル等が分かったラポーラは早速ガンに乗り街の近くまで行く事にした。その前にラポーラ達はこれからの予定を確認しながら、昼ごはんを食べる事にした。まずは街に行く事を話し、森でも散策を続ける。他の所もたくさん見てみたい等大雑把な予定を確認した。
ラポーラとキュービーはガンに乗って街へ向かう。オロチュはソーシャラ森の守り神なので街へは行けないとの事で最奥部で、また森で一緒に行動する事を約束して別れた。ラポーラ達が森に入ったら探知でわかるらしい。
ガンのスピードなら2時間で街の近くまで来る事ができた。ラポーラが最初に転生された所は
ソーシャラ森の最奥部に近い所であった。ラポーラは森に必ず戻って森をもっと散策しようと思った。
街へはキュービーとラポーラだけで行く事になった。ガンは大きすぎ、人族には神の聖鳥として崇拝されていて、人前に現れると大変な事になるとの事らしい。ソーシャラ村に来る前に街に降り立ったら人族全員が崇拝のポーズをしたから急いで逃げたとの事だ。なので、ソーシャラ森で過ごしておくとの事であった。ガンからは何かあったらすぐに行きますと、呼び出しの笛を預かる。呼び出しの笛を吹くとどんなに離れていても、ガンには聞こえるらしい。ニンフュの花と同じ感じかな。
確認の際、キュービーは街に出て大丈夫か尋ねると、親父のキューピッなら尻尾9本で神に値し、現れたら厄災並みになるが、俺さまならまだ尻尾も1本だし認識されないから問題ないとの事だった。
キュービーが尻尾9本になったら一緒に行動難しくなるなと話すと、9本になったら神としてキュービ族の主になり、ほとんど下界にいけないとの事で、一緒に行動は1本の時だけだとわかった。
それぞれ予定の時に決めた事と同じ行動をし、また必ず会う約束をした。お互い信頼してるので、別れは心配ではなかった。
残り街まで5キロほど。ラポーラは歩きながら向かうようにした。街までは何も起こらず街の門近くまで着いた。森から来た事は言わない方が無難なので遠くの街から仕事を探しに来たとの事にした。
門の前に来ると門番から通行証を見せるよう指示される。ない事を伝えると。
「無かったら通行証として100ウェル払うように。通行証は街の事務局か各種職業ギルドで発行される。」
ラポーラはアイテムボックスから100ウェル出し、無事街に入る事ができた。
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