猫氏、寝ちゃったの?

リエ馨

1 猫氏、我が家に来る

1-1 きっかけは農家の嫁(友人)

私は動物が苦手なので、何かを飼うということはないだろうなと思ってました


犬は子供の頃に追いかけられたことがあるので苦手(見る分にはいい)

うさぎは未知の生き物(見る分にはいい)

鳥はなんか大変そう(見る分にはいい)

ハムスターは寿命が短いって聞いた(見る分にはいい)


うさぎ、鳥、ハムスターあたりは、あの独特の動物臭がそもそも苦手でした(でも見る分にはいい)




二〇〇七年のある日、友人(農家の嫁)からメールが来ました

牛舎のネズミ対策で飼ってる猫が子供を生んだから、見てみない?


まあ、見るだけなら……


軽い気持ちでOKして、生まれた子猫たちを連れて来てもらいました

生後一週間の茶トラが四~五匹、生後一ヶ月くらいのが一匹


か、かわいい……


動く子猫を見たのが人生で初めてでした

手のひらサイズ。超ちっちゃい

よたよたしてて、ふわふわで、頭の毛がぽんぽんしてる

何かぴーぴー鳴いてる


一匹だけでも……欲しい……


ちょろあまです




というわけで、茶トラを一匹いただきました

猫氏です

名前はロイといいますが、ここでは猫氏でいきます

後日、友人宅で余ってたケージをもらうんですが、それまでは洗面器とかカゴとかに寝床を作ってましたw雑ww


猫氏一匹だけだと寂しそう&噛み癖が酷かったので、一ヶ月後にもう一匹お迎えしました


かくして、我が家に二匹の猫がやってきました



今回は、最初にもらった茶トラの猫氏の思い出話です



どこかに書いておかないと忘れてしまいそうな気がしたので、さくっと書いておきます

でも、十六年分の出来事を全部書ききれるかわかんないので、思い出したらまた追記するかもしれません


一応ざっくり章立て考えたので、章ごとに書けたら上げよう

そんなに時間はかからない予定です

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